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資料保存Q&A

汚染ガスの吸着

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保護紙はどのようなガスを吸着しますか?
保護紙が吸着するガスの種類を表にしました。

▼保護紙が吸着するガスの種類
ガスの種類 保護紙が
吸着するガス
ガスの質 主な発生源
硫化水素 × 美術品や書籍の劣化原因
大気汚染
室内の悪臭
腐敗卵・生ゴミ
紙の劣化
酢酸 タバコ・紙の劣化
二酸化硫黄 石炭・重油の燃焼
排気ガス
二酸化窒素 発電所や工場
排気ガス
アンモニア 糞尿・汗
コンクリート
ホルムアルデヒド ▲上下と同じガスの質▼ 接着剤
防菌・防カビ剤
キシレン × VOC化学物質
(シックハウスの原因)
塗料
清掃用ワックス
接着剤
エチルベンゼン × スチレンの合成原料
トリメチルアミン × 台所やトイレの悪臭 腐敗魚・汗
イソ吉草酸 玄関・下駄箱・靴の悪臭 体臭・汗

保護紙のガス吸着が飽和状態になり、資料に悪影響を与えることはないですか?
通常の環境では、ガス濃度は非常に低いので、飽和状態になるまで吸着することはありません。
また、一度吸着したガスは、室温(16〜28℃)では脱着しません。

保護紙や調湿紙以外にガスを吸着する製品はありますか?
書庫や収蔵庫などのくん蒸後の残留ガスを吸着するシートを開発しました(製品名:GTシート-F)。
くん蒸ガスの主流であった臭化メチルは2004年末に全廃になりました。複数の代替ガスが提案されていますが、処理後に微量のガスが残ります。これを吸着するための専用シートです。ヨウ化メチル・酸化プロピレン・酸化エチレンなどのくん蒸ガスを対象にしていますが、キシレン、エチルベンゼンなどのガスも吸着します。


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